男性にとって性行為はとても重要な愛情表現。
そう、なのかもしれない。と少なくとも理解はしていた。
でも性行為って結局は男性と女性の気持ちがないと出来ないと思う。
どっちか片方の快楽や愛情じゃなく、お互いを慈しむ気持ち。
だけど、うちの旦那にそれはない。
昨日の夜、長く続く咳に何度も喉を詰まらせてトイレに駆け込んだ。
吐きそうになるのを繰り返してなんとか眠りにつこうとした。
それなのに。
愛も快楽もない性行為。
行為の間中、ずっと泣いてた。
死にたいと本気で思ったし、初めて気を失った。
何も見えない真っ暗闇の中で光を探す絶望。
そしてうちの携帯にメールが来た時にうちの友人に対してひどい言葉を返す。
普通に死ねとも言うし、馬鹿だのボケだの平気でメールする。
受ける相手がどう思うか、考えないのだろうか。
自分がもし友人にメールして、それが他人の手によって返ってきて。
それがものすごくイヤな言葉であったなら。
そう思えないのだろうか。
やましい気持ちはないから、メールを見られても特別関係ない。
だけど、どうしてそこまでできるのだろう。
それはうちを誰にも渡したくないと言う愛情?
違うと思う。ただ単にそれは周りを全て信じていない証拠なだけ。
うちには彼の気持ちが理解できない。
幸せになれると思ってた・・・。
でも、きっとそれはうちには許されてない。
親にもあんなふうに言ってしまったから、もう何も言えない。
人間はこうして生きていくんだ。
もう信じれるものは何も無い。
”俺の気持ちを考えるなら男のアドレスを全て消せ、PCも携帯も。”
うちがどんな風に生きてきて、どんな縁を築いてきたのか。
そのことは彼には全く関係ないのだ。
男性のみならず全てのアドレスを消した。
暗い箱の中で生きていく。もう友だちとは誰にも逢わない。
”旦那だけを見て、旦那だけを信じるように。”
この上なくハードな、うちの人生を賭けた【お芝居】。
笑うのは仮面の上でいい。もう笑顔を作る方法も忘れてしまったから。
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