不覚。
あの喉イガイガから風邪に発展。
普通に妊娠初期は熱があるので熱はイイとして、咳がひどい。
咳のし過ぎで喉が詰まり、吐いてしまう状況まで陥った。
ごめんね、赤ちゃん。
我慢が出来ないので次の日に再び病院に行こうと眠ったその日。
具合が悪いことは承知のはずなのに旦那に性行為を強要された。
否、眠っている間に既にそれは始まっていた。
まるで道具のようだ。
悔しさと悲しさで彼が何を考えているのかちっとも分からなくなった。
もう、どうでもよくなる。
8日(火)の仕事後、病院で薬を頂く。漢方薬で赤ちゃんに影響がないらしい。
以前腎臓結石をやった際にも漢方薬を頂いたが、漢方はなかなかすぐには効き目がない。
咳止めとして頂いたけど結果的に夜は咳のせいで寝たり起きたりを繰り返した。
次の日は大事を取って休み。熱っぽいのも手伝ってほとんど寝ていた。
そして遂に運命の日を迎える。
妊娠が発覚して一番に変わったのは”嗅覚”だったと思う。
うちはタバコは吸わないし、妊娠前から煙が苦手だった。
それが妊娠が分かってからはもう最悪。
旦那さんは一応気を使って外で吸うけど、窓開けっ放しなので少しでも煙が入ると気持ち悪くなる。
しかも吸い終わって身体にタバコの臭いを巻きつけてから抱きついてくるからたまらない。
呼吸困難で死にそうだ。
そして”つわり”。
実感が沸いたからなのか?食べ物の臭いが気持ち悪い。
とにかく炊飯器を開けたときの蒸気がダメ、油物をするときのフライパンの臭いがダメ。
それでもなんとかご飯を作っても自分は気分悪くて食べれない。
のでもっぱら果物の缶詰に逃げた。
吐く、までには至らなかったけどいつも胃の中が気持ち悪い感覚があった。
妊娠が発覚して少し経ったGW連休前の4月27日(金)に会社の方に報告。
さすがにこの状態を隠しておけるほど容易ではなかったし、休むのも遠慮してしまう。
でもそれじゃあ苦しい思いをするのは赤ちゃんの方だし・・・。
と思い切って報告。
うちの会社は社会保険に加入していないので産休制度というものがない。
「一応制度については調べておくね」とありがたい言葉を頂戴した。
もし育児をする上で1年間職から離れるのならきっぱりと辞めた方が迷惑はかからない気がする。
悩みながらとりあえず「ギリギリまでは働くつもりです」と自分の意思だけは伝えた。
今後はどうなっていくのだろう・・・正直不安も尽きない。